馬鹿が脊椎反射で書く映画感想です
僕らのミライへ逆回転
img1_1223278345.jpg僕らのミライへ逆回転

監督 ミシェル・ゴンドリー
出演 ジャック・ブラック モス・デフ ダニー・グローヴァー
    ミア・ファロー メロニー・ディアス

(あらすじ)いまだにビデオテープしか置いてない街角のレンタルショップ。そこは30年代に活躍した伝説のピアニストの生家だというが、いまや再開発のため取り壊しの運命に。そんな中、店員のマイクは店長から店の留守を預かる。やる気満々のマイクだが、近くのトレーラーハウスに住む友人ジェリーが起こした「事件」のせいで、店の全ビデオの中身が消去されてしまう。困った二人は自分たちで映画をリメイクし、それを客に貸し出すのだが…。


 最近つとに見かけなくなったビデオテープ。今はどこのレンタルビデオに行ってもDVDばかりです。


 それでこの映画の登場。物凄くゆるい感じのレンタルビデオがこの作品の舞台になります。出演はジャック・ブラック。最近物凄く乗っている人で、主演作品も続々と公開されるようになりました。


 どうやらこの人、めちゃくちゃ面白い人のようなのです。


 今日この映画を見たのは海老名というところだったのですが、どうも外人さんが多く、映画館の中にも当然のように外人さんがおられたわけです。で、そんな外人さんたちと一緒にこの映画を見たわけなのですが(友達ではないです)、


 もうね、大爆笑してるんですよ。


 なんていうか黒人さん独特のイヤーホhッホhッホオhhh!!!みたいな笑い方で。なんか笑い袋か笑い缶かお前、位の感じで。

 
 しかも私が全然笑えないところで。



 悔しい!


 以前、ナチョ・リブレを本牧で見たときも私の後ろに外人お子様5人連れ、見たいな人たちが座ったことがあったのですが、この人たちもジャック・ブラックの台詞回しやなんかで大笑いしているんですよ。もう本当に大笑い。爆笑。


 まあ以前、「監督・ばんざい」や「ノー・カントリー」を見たときにも書いたのですが、文化の下地がないと笑えないみたいな映画ってのはたくさんあって、そういった意味ではジャック・ブラックやコーエン兄弟の映画は日本では本当の意味では正当な評価はされていないんだろうな、などと思います。


 それでもやっぱりこの映画はいい映画で、映画好きの人にはたまらない内容になっています。何だかラストはニュー・シネマ・パラダイスみたいになってるし。



 この映画の好きなシーン

 やっぱりゴーストバスターズだ。


 「おれゴーストバスターズはカット割り覚えるほど見たぜ。」な方は映画館へ急げ!脱力するから!

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私がクマにキレた理由
1006971_01.jpg私がクマにキレた理由

監督 シャリ・スプリンガー・バーマン
    ロバート・プルチーニ
出演 スカーレット・ヨハンソン ドナ・マーフィー
アリシア・キーズ ジョン・ヘンリー・コックス

(あらすじ)無事に大学を卒業したものの、人生の方向性を決められない21歳のアニー。就職活動も上手く行かず、公園で途方に暮れていた彼女は、1人の少年を事故から救う。少年の母親ミセスXに名前を聞かれ「アニー」と答えたところ、彼女は「ナニー(子守り兼教育係)」とカン違い。こうしてひょんなことからX家の“ナニー”となったアニーは、5歳の息子グレイヤーに振り回されながら、アッパー・イーストの超高級アパートに暮らすX家の生活を観察し始める。


 10月も10日を過ぎましたが放置状態のこのブログをご愛読頂いている素っ頓狂な皆様、いかがお過ごしでしょうか。馬です。


 というわけで今日は今ハリウッドで一番セクシーと言われている女優、スカーレット・ヨハンソンの新作に挑戦です。


 ま、あんまりセクシーさは必要ではない一本です。


 私はセレブというものがどんな暮らしをしているのか全く知らないし、どんなものを食っているのかなんて事も知りません。まあ、セブンイレブンのおでんとかで焼酎をちびちび舐める、なんて生活は間違ってもしていないだろうし、ということは人生の半分くらい損してやがるなコノヤロー、などと罵声を浴びせたくもなるのですが、そんなセレブ達は間違いなく私の20倍くらい人生を得しているような気もするのでここはおとなしく私が負け犬となっておきましょう。



 おでんはやっぱり大根と煮卵とちくわだよな。


 話はセクシー女優から大きく逸れましたが、この映画の内容が本当であるならばセレブってのは本当に人でなしなので、映画ならではの誇張がどの程度入っているのかは非常に興味があるところなのですが、多分こういう人は本当にいて、今日もどこかでナニーをこき使っているに違いないわけです。アフリカの子供を養子として引き取った人なんて本当にこんなことをしているに違いないのです。


 要するに何が言いたいのかというと


 お前ら、子供と一緒におでん食え。


 大事らしいですよ。子供と食卓を囲むってのは。



 この映画の好きなシーン

 階段を駆け上がるスカーレット・ヨハンソン


 うん、やっぱりセクシー女優だな。

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魔法にかけられて
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(2008/07/18)
エイミー・アダムスパトリック・デンプシー

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(あらすじ)幸福なアニメの世界アンダレーシアに住むジゼル姫はエドワード王子と出合ってその日のうちに婚約する。しかし彼女の運命は残酷な悪の魔女(女王)ナリッサにより一変する。このおっとりとしたお姫様は、「永遠の幸せなど存在しない世界」現代都市のニューヨークへと追放されてしまい、おとぎ話のような姿のまま、大都市で路頭に迷ってしまう。そこへ、仕事帰りの弁護士ロバートと娘のモーガンが偶然に彼女を見つけ、ジゼルを助ける。エドワード王子と勇敢なリスのピップは、ジゼル姫を救い出すためにすぐに現実の世界へ駆けつけるのだが、女王の手先ナサニエルの妨害によって、なかなかジゼル姫を見つけることができない。一方、ジゼル姫は現実の世界での恋愛の仕方と、魔法の国での”永遠の愛”との違いに翻弄させられ、次第に戸惑いを隠せなくなっていく。


 何だか物凄く評判が良かった印象のあるこの映画。劇場公開を見逃したのみならず、ツタヤに行ってもいつもレンタル中だったこともあり、今般ようやく鑑賞に至りました。


 デズニーですな。


 内容そのものは古典的です。そんなわけで見所はといえば、お姫様がNYで歌えば鳩やネズミやゴキブリがやってくる、というところなんだろうと思うのですが、この展開を知っている身としてはこの後がかなりきつい。ヒーローがいてヒロインがいて間男がいて間男用に女の子が一人あてがわれてさらにそれら全員の敵がいてひっちゃかめっちゃかしてハッピーエンド、です。ああデズニー。王道ですわ。


 一つ付け加えると、ヒロインのエイミー・アダムスさんはDVDのパッケージより遥かに綺麗ですが、同時に見た目より遥かに実年齢はいってます。女性の年のことを言うのは失礼なのは重々承知の上ですが、それにしても外国女性の年齢ってのは見た目では分からない。最近CMでシンディ・ローパーを目にするたびに心の底からそう思います。



 この映画の好きなシーン



 ぽっぽさん、ゴキ食っちゃ駄目!

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アキレスと亀
149217.jpgアキレスと亀

監督 北野武
出演 ビートたけし/樋口可南子/麻生久美子/柳憂怜


(あらすじ)裕福な家に生まれた真知寿は画家になる夢をもっていたが、突然、両親が他界し、人生が一変する。そんな彼の前に幸子が現れた。彼の純朴さに惹かれた幸子は真知寿と結婚。ふたりは夢を追いかけて活動を続けるが……


 世界のキタノの最新作を見に行ってきました。


 私は北野監督の映画が大好きなのですが、中でも「みんな〜やってるか〜」とか「監督・ばんざい」とか一般的に世間が求めていないような北野作品がかなり好きで、その流れを汲むといわれるこの作品の上映を楽しみに待っていたわけです。何たって主人公の名前はマチス。ふざけています。ふざけ度100パーセントです。これは期待しないほうが無理ってもんです。


 で、話は子供時代から始まります。


 子供なんてのは実に単純なもので、子供の夢や理想なんて誰かの受け売りです。その誰かは特に決まっているわけでもなく、時には親であったり、兄弟であったり、隣に住んでいた太一君(仮名)出会ったりするわけですが、子供が「お父さん、僕の夢はミュージシャンになることなんだ。だから俺は父さんみたいな疲れ切ったサラリーマンになるのは嫌なんだ!」と叫んでみたところでその夢は尾崎豊あたりの入れ知恵だったりします(私の子供時代はこんな人がいっぱいいた)。ただ、そんな人から貰った夢も信じて続けていくうちに本物になってしまうわけで、この主人公、真知寿君も他人に騙されて作られた夢を本物だと思い込み、一途に続けていくうちに引っ込みがつかない状況まで来てしまい、ビートたけし演じる主人公の真知寿になってしまうのです。

 
 それにしても芸術なんて眉唾物です。私は絵は描くのも見るのも才能はなく、絵を見て得る感動よりも上高地から生の穂高岳を見るほうがよっぽど感動できるタイプなので、絵を見せられて「これが1000万だよ。」と言われても「盗んじゃえ!」という感情意外何も起こすことは出来ません。クソの役にも立たない感受性です。


 でも、画の値段を決める基準って言うのはどこにあるんだろうか?



この映画の好きなシーン

大杉蓮演じる親戚のおじさんが遠慮なく子役を殴るシーン、です。


 最近、に限ったことではないのでしょうが、特に最近の映画において、子供を殴るシーンというのは目にすることが出来ません。クレームを気にしてのことだと思います。しかしながら、この時代の、北野監督が子供だった時期の日本の子供ってのは殴られて育ってきたんです。虐待だろうが何だろうが。北野少年にとっては、大人に殴られることに意味があったに違いないのです。そしてそういったことから目を背けずに真っ向から取り組む北野監督はやっぱり大好きです。

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ウォンテッド
img1_1209611657.jpgウォンテッド

監督 ティムール・ベクマンベトフ
出演 ジェームズ・マカヴォイ モーガン・フリーマン
アンジェリーナ・ジョリー テレンス・スタンプ


(あらすじ)上司にはイビられ、恋人は寝取られと、散々な日々を送るウェスリーに突然の転機が訪れる。謎の美女フォックスと彼女が所属する暗殺組織に、暗殺者としてスカウトされたのだ。会社を辞め訓練を重ねたウェスリーは、その身体に秘められた才能も手伝って、一流の暗殺者として頭角を現す。そして彼は父を殺した敵であり組織の裏切り者でもある、クロスの暗殺任務に就くが……。


 いやいや見てきました。アンジーですよアンジー。


「矢でも鉄砲でも持って来い!」なんていう言葉がありますが、映画に出る度に矢とか鉄砲とか持っているこの人。今回も凄いアクションを繰り広げてくださいます。もうこの人が出た時点で戦いあること間違いなし。その昔、蟹江敬三が出てきたら犯人だ、とか、片瀬梨乃が出てきたら脱ぐのを待てばいいとか、そういった鉄板振りを感じさせます。実際、私たぶんこの人に喧嘩で勝てない。


 そんなことはともかくドンパチは満載です。遠慮がありません。この組織は暗殺者集団のはずなのですが、遠慮なく街中でドンパチ繰り広げます。暗殺ではなくただの殺。言葉を変えれば公開処刑です。暗殺者が街中で市民に顔出しした状態で銃撃戦を繰り広げちゃまずいだろ、という気もしなくはないですが、「意志の力で銃弾を曲げる。」という映画ですから、細かい突っ込みどころは目を瞑っていきましょう。


 すると、この映画なかなか面白いんですよ。


 アクションの真新しさ(フォックスがウェスリーを車で拾い上げるシーンなんか最高です)、スピーディーかつ爽快な裏切りが入った展開、そして独特の映像。そしてアンジェリーナ・ジョリーのサービスショット。


 癖になりそうな映画だな。


 映像についてはこの監督の映像はあまり好きではない、という方も多いようですが、私は好きです。
運命の機織機の描写とか、ちょっとグロい感じでいいです。


 ただ、悪評も多いようなので見るときは少しの覚悟は必要でしょうね。



 この映画の好きなシーン

 風呂上りのアンジーがこっちを向いてくれたら今年の最高傑作として認定するところでした。危ない危ない。

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