馬鹿が脊椎反射で書く映画感想です
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20世紀少年
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
(2000/01)
浦沢 直樹

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(あらすじ)日本が高度成長期のまっただ中の1970年代。夢と希望に満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌し、滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた。大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。

しかし、1997年幼なじみの死をきっかけに、その記憶が次第に呼び覚まされていく。そして、世界各地の異変が昔幼い頃空想した、“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の男“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。


 
 はいはいもうすぐ公開ですよ。20世紀少年ですよ。浦澤漫画ですよ。

 浦澤直樹といえばYAWARA。ただ、このYAWARAなんですが、柔道漫画でありながら柔道の描写の部分は素人そのものであり、そんなことから実は私は浦澤直樹さんの漫画をあまり信用してはいないのですが、この20世紀少年も映画化に当たってはあまりいい評価は受けていないようです。私は未見ですが。


 ま、そんな私ですが、原作は読んだので私なりにキャストを考えてみました。


ケンヂ  … 松岡修造
オッチョ … 丹古母 鬼馬二
ユキジ  … 志穂美 悦子
ヨシツネ … 仲本 工事
ケロヨン … 月亭 八方
チョーさん… 名古屋 章
マルオ  … 若山富三郎
モンちゃん… チョコボール向井
ドンキー … カルロス・ポンセ
フクベエ … 岸辺一徳
カンナ  … リア・ディゾン
ヤン坊  … 森公美子
マー坊  … 森 泉
万丈目  … 筑紫 哲也
 


 ああ、メガホンとりてえ。



 この漫画の好きなシーン

 カンナが小さいうちは本当に面白い漫画です。小さいうちは。



 子供が大きくなるとろくな事にならない。

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クール・ランニング
クール・ランニングクール・ランニング
(2006/01/25)
ジョン・キャンディリオン

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(あらすじ)常夏の地・ジャマイカから無謀にもボブスレーチームを組んで、88年カルガリー冬季オリンピックに参戦した男たちの実話を描いたスポ根コメディ。幼い頃から100m走でオリンピックを目指していた主人公が選考会で転倒の巻き添えを食い、出場不可能になってしまう。それでもオリンピック出場の夢を見る彼は冬季五輪のボブスレー競技のことを知り、幼なじみのお調子者や転倒事故で同じく夢破れた2人を巻き込んで、過去に2度金メダルを取ったアメリカ人選手をコーチに招いて練習を開始するのだった……


 皆さん見ましたかオリンピック!陸上!リレー!ジャマイカはええ!!!

 
 てなわけで今日のレビューはクール・ランニングです。


 この映画の冒頭もやっぱり陸上のシーンから始まるんですけれど、ジャマイカってのはやたらと陸上競技が盛んな国らしく、日本のインターハイの代わりに全国陸上競技大会っていうものがあり、そこに多数のスカウトがつめかけ、明日のオリンピックチャンピオンを発掘してはUSAに売り飛ばす、といったことをしているそうです。何だか高校野球か人身売買か、みたいな事になっているんですがそういう事らしいです。


 で、この映画の主人公たちも晴れ舞台を目指して走るわけですが、一発勝負の短距離走、事故があったら即あぼーんです。不遇。努力、水の泡。人身売買失敗。ヤムイモの生活に逆戻り。


 しかしヤムイモってのは見た目的に凄い食い物です。アレを冷凍して博物館に飾り「氷漬けのマンモス展」を開いたら私はころっと騙されるに違いないくらいの見た目のインパクト。でも芋。ヤムイモ。椎名誠さんが「主食がタロイモの生活は虚しい。」と著書に書いていた芋。戦争経験のおじいちゃんが「戦後は食うものに困ってな、毎日毎日サツマイモばっかくっとったんじゃ。それ以来ワシはサツマイモが嫌いになったのに、うちの嫁は意地悪して芋しか食わせてくれんのじゃあ!」な芋。




 芋農家の方すみません。


 まあ、ボルトが芋が本当に好きかどうかという話は置いといて、オリンピックに出れば結構な名声は掴めます。んで、ジャマイカ人が目をつけたのはこのボブスレーなわけです。


 皆さん、滑走中のボブスレーの前から二番目の人は何をしているか知っていますか?


 正解は「何もしていない。」なんだそうです。なんかの本で読みました。
 

 つまり、スタートまでがこの競技のかなりのツボであり、リレーでアレだけの成果を残すジャマイカ人たちなら十分な勝算がある、よし出場、俺の国には雪降らないけど、なのがこの映画なのです。

 というわけで、100メートル10秒を切る4人組で編成されたこのチームの熱い戦いが始まるわけですが、


 はっきり言って名画です。



 この映画の好きなシーン

 「このチームはどこから来たんだ?」

 「ジャマーイカーッ!」


 私としてはオリンピック映画の決定版ですね。

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シャカリキ!
シャカリキ! (1) (小学館文庫 (そB-12))シャカリキ! (1) (小学館文庫 (そB-12))
(2006/06)
曽田 正人

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(あらすじ)自転車を愛する少年、野々村輝。坂の町で自転車競技に目覚めた彼は自転車の名門、日の本大学亀ヶ丘高校へ入学。幾多のライバルと競い合いながら一流のクライマーへと成長していく。


 ひゃくはち、を見に行ったところこの映画の予告編を目にしました。そう、自転車漫画のパイオニア、シャカリキ!ここ最近の原油高を反映した自転車ブームに乗り、満を持して映画化です。

 で、その予告編をみて思ったこと。


 日本にはあんなに長い直線の坂はねえだろ!


 いくらCGの技術が発達したからって、あんなロード・オブ・ザ・リングみたいな坂を見せるのはやめて欲しい。心臓に悪いです。


 そんなケチをつけながらも実はこの映画にはとっても期待してたりなんかします。何たってシャカリキ!自転車漫画の決定版ですから。登場人物たちのペダリングスキルが悪くたって文句言いませんから。湘南国際村でロケやってたって邪魔だなんて思いませんから。


 しかし、この映画にお客さんが入るかどうかってのは本気で心配です。自転車ってそんなに人気あるんだろうか?




 この漫画の好きなシーン

 落車事故に巻き込まれ、骨折したテルがこうつぶやくシーン

 「骨折は医者が直してくれるって分かったけん。」


 う~ん、自転車馬鹿。というかただの馬鹿。

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ひゃくはち
1006694_01.jpgひゃくはち

監督・脚本・編集 : 森義隆
出演 : 斎藤嘉樹 、 中村蒼 、 市川由衣


(あらすじ)高校野球の名門・京浜高校の補欠部員、雅人とノブは、2年の夏の県予選が終わった後、「来年は甲子園のベンチに入ろう」と誓い合った。プロからも注目を集める主力選手たちと一緒に、血のにじむような猛練習に耐える日々を送りながら、少しでも鬼監督の注目を集めようと寮長に立候補したり、あの手この手を駆使する日々。でも与えられる役割は、ライバルチームの偵察や雑用ばかり。そんな二人の前に強力な新入部員が入ってきて…


 ずいぶん前の話なのですが、とある雑誌の対談記事に斉藤仁さん(全日本柔道の監督さんね)の対談が載っていたのですが、曰く「学生時代には二度と戻りたくない。」そうです。毎日が寮生活、毎日が柔道漬け、厳しい日々だったとの事。


 かく言う私も柔道をやっており、そんなわけで酒を飲んだりすると「いくら貰ったら学生時代に戻ってもいいか?」みたいな話になったりします。大体相場は億単位で、中には「500万で大学4年のみ」とか臍の曲がったことを言い出す奴が現れるのですが、要するに我々が送った学生時代って言うのはそんなもの。思い出すのも嫌なんて人間もいるくらいきつかったりして。ああ、何だか鬱な気分になってきたぞ。


 で、この映画。


 あのね、思いっきり過去を思い出させて下さるんですけど。


 この映画を見て、他の方が書いている感想を少し読まさせて頂いたところ、「そんなこと本当にあるのか。」なんてことを書いている方が多かったんですが、


 
 この映画が描いていることはすべて本当に誇張も無くノンフィクション


 です。



 高校生がタバコ吸う  ← 本当 隠し場所なんてもろリアル
 高校生が酒飲む  ← 本当 強い奴は変にもてるのも本当
 高校生がセックスする  ← 本当 うらやましいぞ!


 というわけで、この映画は映画の素材用に面白いエピソードを集めたんではなく、強豪高の日常をありのままに描いただけ、でも超衝撃的、な作品になっています。実際みんなこんな生活してたし。


 なので、私はこの映画を見ると、どうしても思い出したくない過去を思い出してしまうのです。リアルすぎる二段ベットの寮生活とか、リアルすぎる先輩の暴力シーンとか、リアルすぎるライバルとの葛藤とか、もう本当に涙なしでは見られない。


 この映画の好きなシーン

 なんていうのか、この映画私にはツボすぎて「このシーンが一番だ!」とはなかなか言いにくいのですが、あえて一つ選ぶのなら、


 親父、仏前で号泣


 これを押しておきます。

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サボテン・ブラザース
サボテン・ブラザース (ベストヒット・セレクション)サボテン・ブラザース (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/21)
スティーブ・マーティン

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(あらすじ)無声映画の時代、西部劇のヒーロー「スリーアミーゴス」役の俳優3人組が落ち目になり、ハリウッドの映画会社をクビになる。同じ頃、悪党に襲われているメキシコの小さな村では用心棒を募るため一人の女性を町へ送り出したが、彼女が町で西部劇映画『スリーアミーゴス』シリーズの一本を見て実在の英雄の活躍を記録した映像と勘違いし、ハリウッドに住むスリーアミーゴスへの救いの手紙を代書屋に書かせる。この手紙を公演に来てほしいという招待状と勘違いした3人は衣裳を映画会社の倉庫から奪ってメキシコに赴くが、村に着いた3人は本物の危ない悪党に立ち向かうことになる…


 またまた昔話になりますが、映画を積極的に見だした頃の私は映画を難しく解説するのが好きでした。

 映画関係の雑誌を読みだしたりしたのもこの頃です。この当時の私は「ソラリスの海はどうした。」とか「タルコフスキーがどうだ。」とか自分でも全く意味のわかっていないことを偉そうに語っては一人悦に入っていました。馬鹿です。


 そんな時、Kさんと知り合いました。


 Kさんは会社の同僚であり、その後素晴らしい活躍により上司になるような人間なのですが、当時から凄い人間でした。頭のよさというか、視点違うというか…。ディベートやディスカッションで驚くようなアイデアを出すのもKさんだったし、みんなで行ったキャンプで素晴らしく旨い料理を作り出すのも彼でした。


 凄いな、Kさん。


 必然的に皆の尊敬の対象となったKさん、実は結構映画好きでもありました。そうくれば、私がKさんにどんな映画が好きなのか聞くのは当たり前の流れというもの。さて、Kさんがすきなのはどんな映画だろう。ディア・ハンターかな?それとも時計仕掛けのオレンジとか。


 で、その時のKさんの答えが、この「サボテン・ブラザース」だったわけです。


 数日後、レンタルでこの映画を借りた私は再びKさんに質問を投げつけていました。あの映画、馬鹿映画じゃないですか。あんな薄っぺらな映画が好きなんですか?


 それに対し、Kさんこう答えました。


「だって、好きなんだも~ん。」


 映画に難しい理屈は必ずしも必要じゃない、というのが分かったのはこの瞬間でした。


 というわけで、当馬面映画館、人を納得させるような映画評と呼べるような代物は無いんですが、それは決して書けないから、という訳ではないです。ええ、そうです。そんなわけ無いです。


 この映画の好きなシーン

 普通の人はピストル売ってもあんなに後ろに下がらない。


 くどいようですが書けないからではないです、はい。それ以上突っ込んじゃだめです。

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ダークナイト
img1_1210234379.jpgダークナイト

監督 クリストファー・ノーラン
出演 クリスチャン・ベイル
    ヒース・レジャー


(あらすじ)ゴッサム・シティーに現れた最悪の犯罪者ジョーカー彼は、マフィアたちに成り代わってバットマンを追い込む“ゲーム”を開始。それは「バットマンが正体を明かさなければ、毎日市民を殺す」という卑劣なルールで、戦いの中ゴードン警部補も凶弾に倒れてしまう。ブルースは遂にバットマンの正体を明かすことを決意。記者会見に登場しようとするが、それを制したのは新任検事で“光の騎士”と慕われるデントの意外な行動だった……。


 というわけで、見てきましたよダークナイト!


 とは言うものの実はあまりバットマンには思い入れは無く、私の中でのバットマンの記憶というのは「さてロビン、悪党とバナナの因果関係を知っているかい?それは、滑って転んで頭を打つということだ!!」みたいな台詞を惜しげもなく吐いていた(あくまでもみたいな台詞、です)テレビ版のものであり、その後プリンスがやたらとバットダンスをかっこいいものにアレンジしたりしてるうちに(それ以前のバットダンスのコーラスは驚くほどアホっぽい)今回のシリアスさを迎えたわけで、何だかマッハ文朱と競演していたはずのガメラがいつの間にか京都駅でイリスと血みどろの大乱闘を繰り広げていたのに非常に近いものを感じるのですが、まあダークナイト。


 あのね、お金出してこんなに暗い気分を味わさせてくれなくてもいいんじゃないかと。

 話はよく出来てます。確かに面白いかもしれない。


 でも、暗い。


 最近、こういう傾向は多いようです。


 確かに、明るく楽しくインディ・ジョーンズを作ったら「子供だましだ!」なんて書き出す馬面な馬鹿がいたりするお陰で、うわべだけでない物事を重厚なリアリティの元に深く描き出す映画というのは増えてきたような気がします。そして、そういった映画は総じて完成度が高いのだけれど、何だか映画を見てうれしい気分になれないものも多い。こいつもそうで、ストーリーは決定的に救われない。


 何たって、ヒロインが映画中盤で爆死しますから。


 でも、こういう映画作りが最近の傾向であるならば、今後もこのような映画は見ることが出来るでしょう。こうなったら、日本映画界も負けてはおられません。赤塚先生追悼として、「実写版!天才バカボン」を撮るしかないです。登場人物は皆キ○ガイと知恵○くれで固められたこの漫画を、忠実なリアリティの元に再現するしかないのです。


 私?たぶん見ないよ、そんな映画



 この映画の好きなシーン

 バットモービル出動!のど迫力ですかね。ついでに言うとこのシーン、推測で少なく見積もっても5人くらいは人が死んでいるのではないかと思われるのですが、そんなバットマンはジョーカーを殺せないようです。


 巷の評価は高いぞ!必見!!

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座頭市
座頭市 <北野武監督作品>座頭市 <北野武監督作品>
(2004/03/11)
ビートたけし浅野忠信

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(あらすじ)ある宿場町に現れた、金髪頭に朱塗りの杖を持った盲目の按摩・座頭の市(ビートたけし)。居合の達人でもある彼は、そこで知り合った博打好きの新吉(ガダルカナル・タカ)やその叔母で野菜売りのおうめ(大楠道代)から、町民を苦しめるヤクザ・銀蔵(岸部一徳)一家の悪行の数々を聞かされる。更に、流しの芸者に身をやつし、両親の命と財産を奪った“くちなわの親分"を探す旅を続ける姉弟・おきぬとおせいの仇が銀蔵たちであると知った市は、彼らの為に一肌脱ぐことを決意する…


 バットマンがリニューアルされますね。そう、ダークナイトです。

 
 で、「ヒース・レジャーが遺作にふさわしい怪演をしているよ。」なんていう巷の噂に振り回され「ぜひ見てみたい!」などと思った単細胞馬面、考えてみれば前作のバットマンビギンズを見ていません。ダークナイトはビギンズの続編だって言うし、こりゃ見とかんといかんな。


 そんな感じでツタヤに走ってビギンズを見ての感想。


 びっくりしましたよ。バットマンってのは生身の人間なんですな。


 仮面ライダーはライダーベルトで超人に変身します。ウルトラマンにいたっては40メートルの大巨人に変身します。大佐藤も然り。用は中身も変わります。


 それに引き換えバットマン。この人は、「ちょっと鍛えた人が着ぐるみ着て闘っている。」ってレベルの人です。暴挙です。師匠は渡辺謙だし。


 空飛ぶ道具もなかなかのもんです。あんなモニターテストも臨床実験もしていないものを羽織ってビルから飛び降りる勇気は俺にはない。これが誤作動する可能性はあるし、もっと言えば無いわけない。これからマフィアを一掃だ!なんてときに羽がバサーっと開くことだってあるだろうし、ビルから飛び降りているときにあの羽が開かなかったら翌日のゴッサムスポーツ(通称ゴッスポ)の一面は「謎の覆面男、ビルから転落死」になるに相違ないのです。映画の中ではそんなことは絶対に起こらないだろうけど、現実的に考えていったらなる可能性はあるのです。



 で、この映画の好きなシーン

 映画の冒頭、座頭市にチンピラが切りかかるシーン。
 
 チンピラが市に切りかかろうと刀を抜いた瞬間に、隣のチンピラの腿を切ってしまう、今までの映画の中では絶対になかったけれど、現実にはあったであろうシーン。これを映画の中で映像として見せてくれた北野監督はやっぱり天才です。


 なんか座頭市のことあんまり書いてないけど、まあ座頭市の評ってことにしておいてください。
アメリカン・ヒストリーX
アメリカン・ヒストリーXアメリカン・ヒストリーX
(2000/09/22)
エドワード・ノートンエドワード・ファーロング

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(あらすじ)「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン主演の衝撃作。白人至上主義の極右組織“ネオナチ”のメンバーとなったある兄弟の悲劇を通し、現代アメリカの暗部を衝いてゆく。共演にエドワード・ファーロング。父を黒人に殺された恨みから、白人至上主義グループのメンバーとなったデレク。やがて殺人事件で刑務所送りになった彼が出所してきた時、デレクは自分を崇拝する弟がメンバーとなっている事実を知る。

 
 インクレディブル・ハルクを見に行ったところ、役者さんたちが何だか一癖も二癖もある人たちばっかりで(リヴ・タイラー含む)なんだかこの人たちってどんな映画出てたっけなんて思ったことから今回の記事と相成りました。ああ、ノートンさん。


 さて、ノートンさん。上の画像の写真を見る限り、こんな人にメキシコ国境沿いで出会ってしまったら「ああ、俺の人生も終わったな。」などと走馬灯を回転させること請け合いな感じの方なのですが、普段の写真なんかを見ると実に気弱そうな好青年であり、とても緑の怪物に変身できるようには思えません。

 でも、この作品では見事にナチです。ネオナチ。おっかないです。


 それにしても人間なんていい加減なんもので、自分の考え方、生き方なんてものは結局自分で決められず、回りの人間が決めてくれるようなもんなんだななんて思ったりします。デレクの弟然り。



 この映画の好きなシーン

 刑務所内、デレクの横を悠々と通り過ぎる黒人軍団、ですね。


 ハルクを見たらツタヤへゴー!です。

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インクレディブル・ハルク
330415_01_02_02.jpgインクレディブル・ハルク


(あらすじ)ブルース・バナー博士は、科学実験の副作用により、怒りや恐怖の感情が高まると緑色の巨人“ハルク”に変身してしまう力を手に入れてしまった。その力をコントロールできずに悩んでいたブルースは、世間から隠れるように過ごしていたが、ある日彼のパワーを知った凶悪なテロリストがニューヨークの街を恐怖に陥れる。宿命と葛藤するブルース。しかし彼は決意する。自分を見失っても、自分を犠牲にしても、ハルクとなり街を救うことを…。


 私が小学生だった頃。


 テレビ版のハルクである「超人ハルク」はテレビ朝日で放映されていました。


 同時に、新日本プロレスもテレビ朝日で放映されていました。


 どういうことかというと…



「私は子供の頃、超人ハルクとハルク・ホーガンを同一人物だと思っていた。」


 んですよ(実話)



 この映画の好きなシーン


 私はなんとなくエドワード・ノートンにもティム・ロスにも勝てる気がする、という安堵感ですかね。シーンじゃないけれど。

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ハプニング
1006825_03.jpgハプニング

監督 : M・ナイト・シャマラン
出演 : マーク・ウォールバーグ 、 ズーイー・デシャネル

(あらすじ)ある日突然、アメリカ全土からミツバチが姿を消したのを皮切りに、街で人が次々と倒れていく異常現象が始まる。連絡も取れなくなり、情報はだんだん少なくなっていく。原因も分からないまま世界はパニック状態に陥り、“何か”に人々は追い詰められていく…


 私個人的には、傑作だと思っています。


 確かに今の地球は異常な状態です。体長二メートルを誇る生物がこの地球上に60億匹いる。シベリアのトラの総数300匹と比較するのは間違っているにしても、60億。生物学的には異様な数で、地球が温暖化するのもうなずけます。


 野生界でこういった状況が起きた場合、数は自然に淘汰されます。アメリカの国立公園で狼を駆逐した結果、鹿が増えすぎ、さあ困ったなんていっている間に増えすぎた鹿の餌がなくなって今度は鹿が淘汰され…有名な話です。


 ところで、人間を取り巻くこの状況に真っ向から警鐘を鳴らすことが出来る人間はいません。人道上「人が多すぎるから間引け!」なんていうことをいえる人間というのはいないんです。ただ、これは間違いなくいつか人類が本気で考えなければいけない。


 この映画は「植物が人間を殺す」という話になっています。が、シャマラン監督はきっとそこはどうでもよかったに違いない。増えすぎた生物=人間を間引く存在として植物を出しただけであって、この映画の根底にあるのは間違いなく人口爆発に対する警鐘です。地球の温暖化、エコ、食糧問題、すべての問題の根源となっている問題です。ちょっと考えれば誰しもが分かるのだけれど、どうしても口に出していうことが出来ない、本気で考えるのがちょっと怖い問題です。

 こういった、「ちょっと言いにくい問題」を表面に出すことができるのは映画や漫画の特権です。


 ところで、この問題に答えはあるのでしょうか?


 ある!とは言えないまでも、私はなんとなく答えがあるような気がします。大丈夫です。ある日、刃渡り20センチの出刃包丁を持って「誰でもよかった。」なんてことは言い出さないからご安心ください。


 少子化情報ホームページ


 私はなんとなく、この「日本人の出生率1,29」あたりに答えがあるような気がします。

 だから、次の選挙あたりでは「少子化を進めていっても破綻しないような制度を確立しろ」みたいなことを言う政治家が出てきてもいいような気がするのです。選挙には勝てないだろうけど。


 この映画の好きなシーン

 アメリカの鹿や、シベリアに300頭しかいないトラが外敵の襲撃にあったり、食糧不足になったりしても絶滅しないのは何でだか知っていますか?



 新たな命を育むから、ですよね。


 私にはいい映画でしたね。

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ケープ・フィアー
ケープ・フィアーケープ・フィアー
(2004/07/07)
ロバート・デ・ニーロ

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(あらすじ)婦女暴行で服役中のマックス・ケイディ(ロバート・デ・ニーロ)は、敗訴の要因を担当弁護士サム・ボーデン(ニック・ノルティ)にあると考え、恨みを自らの身体に刺青として彫り込み、異常な憎悪の執念を14年間持ち続けていた。

そして出所したマックスは、サム一家の住む邸宅を調べ、接近し、服役中に独学した法律の知識を生かしながら嫌がらせ行為を加え始める。ストーカー的行動に恐怖を抱いたサムと妻のジェシカ(ジェシカ・ラング)、高校生の娘(ジュリエット・ルイス)と共に、貸切クルーザーを契約、弁護士の邸宅から避難するのだが・・・



 この映画を最初に見たのはいつだったか忘れました。ただ、ずいぶん前、パルプ・フィクションを見たのと大して変わらない時だったと思います。

 で、パルプ・フィクションを見たのと大して変わらない時期だったということは私が映画を見て偽薀蓄を語っていた時と時を同じくするわけで、調子に乗っていた私はやっぱりこの映画についても偽薀蓄を語っていたわけです。

 で、当時、私はこの映画に対し一つの不満を持っていました。何と言うか、主人公より弁護士のほうが強そうじゃないか。リアリティがない。ミスキャストじゃないのか。

 私は、この疑問を前述のT君にぶつけてみました。

馬「T君、ケープ・フィアーって見た?」
T「うん、見たよ。」

当然見ている映画好きのT君、頼れる男です。

馬「なんかでもアレだよな、アレはミスキャストだよな。」
T「そうかな?」
馬「そうだよ、アレじゃさすがのデニーロの演技力をもってしても違和感はあるよ。」
T「そう?」
馬「だって、弁護士役の人のほうが強そうじゃないか。」
T「そんなだったかな?」
馬「だってあの人、空手やってる人だろ。」


するとT君、私を軽く一瞥しながらこう吐き捨てました。


T「お前が言ってるのはチャック・ノリスだ。」



 この映画の好きなシーン

 全く感情移入できないデニーロが死ぬ瞬間。



 これ以来、僕がT君と目を合わせられなくなったのは言うまでもない。

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パルプ・フィクション
パルプ・フィクションパルプ・フィクション
(2003/12/05)
ブルース・ウィリス

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(あらすじ)あるレストランにて、柄の悪いいかにもチンピラとおぼしきカップル、パンプキンとハニー・バニーが話をしている。2人は強盗の常習犯で、今も強盗の計画をしている最中であった。パンプキンは最近の強盗事情についてひとしきり語った後、今すぐこのレストランを襲おうと切り出す。ハニー・バニーはそのアイデアに賛成、2人はすぐに拳銃を抜き放ち、怒声を発する…


 私が始めて明確にクリストファー・ウォーケンを意識したのはこの映画です。

 
 キャリアの長い名優である彼は、言うまでもなく多くの映画に出演しており、私も「ディア・ハンター」やら「トゥルー・ロマンス」やらといった映画を見たには見たのですが、見た当時の私はクリストファー・ウォーケンという人のことをあまり覚えてはいませんでした。

 今にして思えば「ディア・ハンター」での強烈な役よりもこの「パルプ・フィクション」でのカメオ的な出演のほうが印象として強い、というのも変な話なのですが、逆に言うとこの「パルプ・フィクション」でのクリストファー・ウォーケンが私に与えたインパクトは大でした。凄いな、すごい役者だ。前にも何回か見たことはあるけど凄いな。


 そんな日から数日、私は映画好きのT君と話す機会がありました。T君はエセ映画マニアの私とは違い本当に映画好きな男です。


馬「いや~、この間パルプ・フィクション見たよ。」
T「どうだった、面白かったろ。」
馬「面白かったよ。よくしゃべる黒人がいたな。」
T「サミュエル・L・ジャクソンだな。」
馬「しかし、クリストファー・ウォーケンってなんか凄いな。」
T「冷血って感じだな。」
馬「しかし、あの人はいろんな役が出来るんだな。」
T「いろんな役?そうかな。」
馬「そうだよ。」
T「そうか。」
馬「だって、バック・トゥ・ザ・フューチャーにも出てたろ?」


するとT君、苦虫を噛み潰したような顔で私を冷ややかに眺めながらこう言いました。



「お前が言ってるのはクリストファー・ロイドだ。」


ああ、ドク…



 この映画の好きなシーン

 ブルース・ウィリスが日本刀を持つに至るまで。



 クリストファー・ロイドファンは必見!出てないけど!!

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