馬鹿が脊椎反射で書く映画感想です
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最高の人生の見つけ方
最高
最高の人生の見つけ方

監督 ロブ・ライナー
出演 ジャック・ニコルソン
    モーガン・フリーマン


(あらすじ)仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“棺おけリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。

 特に目新しい物語ではありません。余命いくばくとなった主人公が残りの人生を悔いなく生きたい、というコンセプトは「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」や「死ぬまでにしたい10のこと」などで書かれていたテーマと同じ事です。


 でも、いいですよ。この映画は。


 この物語はいろいろな意味で対比で出来ています。億万長者のエドワードは離婚を繰り返し現在は独身。病院を訪れる見舞い客は秘書しかいません。対するカーターは、自動車修理工として貧しいながらも研ナオコさんそっくりの奥さんとつつましく暮らしています。無神論者のエドワードに対し、敬虔なクリスチャンのカーター。白人のエドワードに対し、黒人のカーター。全くもって真逆です。


 ただしこれは極端な対比です。この映画の中ではどちらが幸せか、というような胡散臭い道徳的観点からの見方はされていません。


 どちらも一長一短なのです。


 しかし共通していえる事は一つ。どちらにも平等に病魔は襲い掛かります。高々人間の行ってきた事に病気は関与しません。進行も平等、いずれ死ぬという事も平等。


 そんな中、カーターの書いた「棺おけリスト」にエドワードが首を突っ込んだ事からこの物語は転がっていきます。棺おけリストに二人が書いたものはそれまでの生き方同様全く対照的なものもあり、また二人ともに同意したものもあり、なのですが、二人の力によりリストは一つ、また一つと達成されていきます。


 こう書くと二人の友情物語、のように思えるのですが、この映画の凄いところは二人の友情を描きながらもそれぞれの生き方をより深く描いた、というところにあると思います。単に一緒に死のうな、ではないところが素晴しい。棺おけリスト、大したものです。



 余談
 
 私には父がいましたが(当然か)父は癌で亡くなりました。父も父なりに棺おけリストを持っていたようで、「マリファナやチューブに頼らず出来るだけ人間らしく死んでいく」「孫の顔を出来るだけ長く見る」ということを考えていたようですが、結局病魔には勝てず最終的にはマリファナに犯されて死を迎える事となりました。病床で病魔と闘っていた父を思い出すたびに、「俺はこの映画みたいな死に目を迎えてみたいもんだな。」などと夢見る自分がいます。まさに「最高の人生」です。



 この映画の好きなシーン

 ジャコウネコってのは凄い奴ですよ!



 とりあえず私が今年見た映画の中では今のところナンバーワンです。
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テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画

コメント
この記事へのコメント
名前縮めました
そうですか、やはり。
ロブ・ライナー、ニコルソン、フリーマンと
三拍子揃って、やはり良い訳ですね。
劇場で観ましょう。今晩。

※名前、長いので縮めてみました。
 by てくてくYamaちゃん
2008/05/14(水) 14:19:14 | URL | てくYama #-[ 編集]
>>てYaさん
リストラですな。
無駄を省いて小さくなるのはきっといいことです。

うづより
2008/05/14(水) 23:19:48 | URL | 馬面 #-[ 編集]
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