馬鹿が脊椎反射で書く映画感想です
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
未来世紀ブラジル
未来世紀ブラジル未来世紀ブラジル
(2004/11/25)
ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ 他

商品詳細を見る



(あらすじ)20世紀のどこかの国。情報局の小官吏サムの慰めはヒーローになった自分が天使のような娘と大空を飛ぶ夢想に耽ることだった。ある日、書類の印字ミスから善良な靴職人が大物テロリストと間違われて処刑されてしまう。後処理のため未亡人のアパートを訪れたサムは、そこで夢の中の娘に出会う・・・



 1985年の作品。あらすじは、DVDパッケージの裏側に書いてあるものをそのまま写しただけなのですが、未来世紀と銘打ちながら舞台は過去の20世紀。我々も大人になったものです。

 そんな20世紀を描いた作品を私が初見したのは20世紀の事なのですが、当時この映画は「カルト映画」という扱いでレンタルビデオ店に鎮座しておりました。この映画の隣には「エル・トポ」やら「時計仕掛けのオレンジ」やら「博士の異常な愛情」といったいかにもな感じの映画が軒を並べており、そいつらが作り出す「カルト映画コーナー」は一種異様な光景をそこに作り出していました。

 
 実は私、そんな異様な雰囲気に呑まれてカルト映画コーナーの作品にかたっぱしから手を出し訳の分からない世界にすっかり翻弄され、内容が理解できないくせに「いや、やっぱり2001年は名作だよな」などと何が偉そうに知ったかぶりをかましていたわけです。恐るべし中二病、です。


 さて、そんなサブカル文化にあこがれる中二病少年の前に現れるべくして現れたこの「未来世紀ブラジル」。この映画に関しては、見た方によって映画評はぱっくりと分かれます。そんな中、「感動するほどの内容でもない」という意見が今の映画評の大半を占めているようですが、私はこの映画は大好きで本当にテープが擦り切れるぐらい見ました。カット割りも覚えるくらい見ました。前回の「ブルベイカー」と並んで、私が最も好きな映画の一つに挙げていい作品でもあります。


 何故そんなに見たのか?


 当然、話の内容自体が好きだったという理由はあります。私は、近未来SFというジャンルの映画が大好きなのですが、そんな近未来でも「北斗の拳」ばりに退廃的な未来を描いた映画が大好きです。何だか暗くじめじめしていたり、人なんか物凄く少なかったりといった、「人類に未来なんかねえんだぞゴルァ!」みたいな未来を描き出している話を好みます。そういった意味でこの「ブラジル」は好きな世界を描いた作品であり、私のハートを射止めたのよ、といったところですが、この映画に関して、私が圧倒的に魅了されて止まない点が実はもう一つあります。




 それは、です。


 動画は静止画の連続なんだ、ということを私はこの映画から学びました。動画を切り取れば静止画になるんだ。だから圧倒的な「絵」をつなげていけば圧倒的な画像が出来上がるんだ。


 この映画の監督、テリー・ギリアムは間違いなく「画家」です。


 巨大なトラックの横をサムの車が走り抜けるシーン、カーツマンの部屋で端末を覗き込むシーン、自分の部屋でジルが踊るシーン、「戦艦ポチョムキン」の有名なオデッサのシーンを引いた階段での決闘シーン、情報剥奪局の拷問室の圧倒的に絶望的なシーン・・・



 どれをとっても一枚の「絵」です。素晴しいイマジネーションのもとに描いた「絵」です。だれも見たことのない世界を一枚のキャンバスに描き出した「絵」です。すげえ。



そんな、「未来世紀ブラジル」の中で一番好きなシーン

 映画の冒頭で靴職人アーチボルト・バトルを拘束したのち、その令状が情報記録局に移るシーン、です。ちなみに私、この映画をダビンクしたビデオテープを持っているのですが、このシーンは繰り返し見すぎてテープにはノイズが出ています。それくらい好きだし、また冒頭にそんな「絵」を持ってこられた事でこの映画に対する私の感想はほ決まったといってもいいです。それくらい好きなシーンです。



ともあれ、もしこの記事を読んでお気に召されたなら、是非一度ご観覧を。

スポンサーサイト

テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画

コメント
この記事へのコメント
みんな の プロフィールは、アクセスアップをお手伝いするサイトです。
http://blog.livedoor.jp/grrfea/


より多くのひとに貴方のブログを見てもらえます。
2008/02/08(金) 02:19:48 | URL | みんな の プロフィール #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。