馬鹿が脊椎反射で書く映画感想です
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赤ちゃん泥棒
赤ちゃん泥棒赤ちゃん泥棒
(2007/05/25)
ニコラス・ケイジ

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 映画は絵である。


 ということを以前書いたところ、「これで稼いでソープいってる俺は勝ち組」なんていうコメントを頂きました。どうやら受け入れて頂けなかった様です。おはようございます。馬面です。


 しかしながら、スパムのコメントしか入らなかったとしても、やっぱり映画は「絵」なのです。そんなわけで、今回は私が敬愛して止まない映像監督、コーエン兄弟の作品「赤ちゃん泥棒」です。


(あらすじ)警察官のエド(ホリー・ハンター)と泥棒のハイ(ニコラス・ケイジ)は、刑務所で出会ってハイの出所後に結婚。二人は幸せだったが、しばらくしてエドに子供が出来ないという事が分かり、思い余った二人はニュースで見た5つ子が誕生した家に忍び込んで1人を盗み出してしまう。


 映画は「絵」だと何度も力説している割にはDVDのパッケージのニコラス・ケイジのインパクトに「この映画に美しい映像が出てくるわけがない!」という感想を持ってしまう方も多いだろうと思われるこの作品。恐らく私も、何の情報もない状態でレンタルビデオに行ったとしても、このパッケージを見た瞬間に見る気をなくしてしまうに違いありません。手に取ったDVDをそっと棚に戻す事間違いなし、です。販売元の20世紀フォックス社におかれましては販売戦略というものをもう少しだけ考え直して頂きたい。


 そんな物凄い負のオーラを滲み出させているこの「赤ちゃん泥棒」ですが、是非見ましょう。話のジャンルはコーエン兄弟得意の誘拐もの。苦労した挙句やっと公園デビューを果たした若いお母さんにしてみれば、「俺誘拐ってすきなんだよね、エヘヘ。」なんて笑っている人間には近づきたくはないでしょうが、コーエン兄弟の作品のうち、誘拐を扱ったものは大半を占めます。カンヌを獲った「ファーゴ」も誘拐映画です。さらって、さらって、さらいまくりです。


 で、この「赤ちゃん泥棒」です。
 
 話は軽妙なコメディです。そしてその流れを決定付けるのがオープニングからの流れです。軽妙な音楽と印象的かつ頻繁なカット割。「刑務所で出合った警官と収容者が結婚をする」というちょっと考えられないようなストーリーをあっという間に表現します。そして、このときに活躍するのが、やっぱり「絵」です。


 映画のスクリーンって言うのは横長に出来ています(スクリーン・サイズについて詳しく知りたい方はこちらを参照してください)。だから、地平線とか、道路とか、横に長く伸びるものをスクリーンに映し出すと、非常に美しく見えたり、迫力が出て見えたりするわけです。そして、コーエン兄弟は、「横に長いスクリーンを最大限に活用する絵の描き方」を知っています。コーエン兄弟の描き出す砂漠や雪原は、本物の迫力を持って迫ってきてくれるのです。



さて、私の好きなシーン

もう書きましたが、オープニングから結婚が終わるまでのシーン、です。もう最高。




ともあれ、もしこの記事を読んでお気に召されたなら、是非一度ご観覧を。
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テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画

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