馬鹿が脊椎反射で書く映画感想です
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アキレスと亀
149217.jpgアキレスと亀

監督 北野武
出演 ビートたけし/樋口可南子/麻生久美子/柳憂怜


(あらすじ)裕福な家に生まれた真知寿は画家になる夢をもっていたが、突然、両親が他界し、人生が一変する。そんな彼の前に幸子が現れた。彼の純朴さに惹かれた幸子は真知寿と結婚。ふたりは夢を追いかけて活動を続けるが……


 世界のキタノの最新作を見に行ってきました。


 私は北野監督の映画が大好きなのですが、中でも「みんな~やってるか~」とか「監督・ばんざい」とか一般的に世間が求めていないような北野作品がかなり好きで、その流れを汲むといわれるこの作品の上映を楽しみに待っていたわけです。何たって主人公の名前はマチス。ふざけています。ふざけ度100パーセントです。これは期待しないほうが無理ってもんです。


 で、話は子供時代から始まります。


 子供なんてのは実に単純なもので、子供の夢や理想なんて誰かの受け売りです。その誰かは特に決まっているわけでもなく、時には親であったり、兄弟であったり、隣に住んでいた太一君(仮名)出会ったりするわけですが、子供が「お父さん、僕の夢はミュージシャンになることなんだ。だから俺は父さんみたいな疲れ切ったサラリーマンになるのは嫌なんだ!」と叫んでみたところでその夢は尾崎豊あたりの入れ知恵だったりします(私の子供時代はこんな人がいっぱいいた)。ただ、そんな人から貰った夢も信じて続けていくうちに本物になってしまうわけで、この主人公、真知寿君も他人に騙されて作られた夢を本物だと思い込み、一途に続けていくうちに引っ込みがつかない状況まで来てしまい、ビートたけし演じる主人公の真知寿になってしまうのです。

 
 それにしても芸術なんて眉唾物です。私は絵は描くのも見るのも才能はなく、絵を見て得る感動よりも上高地から生の穂高岳を見るほうがよっぽど感動できるタイプなので、絵を見せられて「これが1000万だよ。」と言われても「盗んじゃえ!」という感情意外何も起こすことは出来ません。クソの役にも立たない感受性です。


 でも、画の値段を決める基準って言うのはどこにあるんだろうか?



この映画の好きなシーン

大杉蓮演じる親戚のおじさんが遠慮なく子役を殴るシーン、です。


 最近、に限ったことではないのでしょうが、特に最近の映画において、子供を殴るシーンというのは目にすることが出来ません。クレームを気にしてのことだと思います。しかしながら、この時代の、北野監督が子供だった時期の日本の子供ってのは殴られて育ってきたんです。虐待だろうが何だろうが。北野少年にとっては、大人に殴られることに意味があったに違いないのです。そしてそういったことから目を背けずに真っ向から取り組む北野監督はやっぱり大好きです。

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テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画

コメント
この記事へのコメント
「監督・ばんざい」って、面白かったです。世間ではそうでもないみたいですが・・・
たけちゃんマン世代なので、爆笑でした。これも近々観にいこうと思います。
ブログ1発目が「明日に向かって撃て」だったんですね。私なんてまずかったコーヒーのことでしたよ。(笑)
TBさせていただきましたが、飛んでないかも?
2008/09/30(火) 19:54:10 | URL | Whitedog #-[ 編集]
>>Whitedogさん
実は私もたけちゃんマン世代であり、ビートたけしはナハナハ笑わなければ気が済まないタイプでもあります。

また、仰るとおりブログ感想第一弾は「明日に…」ですが、本当の第一弾はこのブログの趣旨というものであり、この記事には無数のエロコメントがつくことで知られています。困ったものです。

TB有難うございます。
2008/10/01(水) 21:18:34 | URL | 馬面 #-[ 編集]
どこも一緒ですね。片っ端から消してます。(たまに、誘惑に負け、のぞきますが・・・)
やっぱりTB飛んで行きません。相性悪いのかな?(笑)
2008/10/05(日) 17:25:39 | URL | Whitedog #-[ 編集]
>>Whitedogさん
たまに誘惑に負けちゃったりするんですか。





仲間ですな。

TB有難うございます。私からも飛ばしてみます。
2008/10/06(月) 19:44:38 | URL | 馬面 #-[ 編集]
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2008/10/07(火) 00:50:38 | 映画、こんなん観ましたけど…
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